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「FIBAワールドカップ2019」ニュージーランドに完敗の中でも自信をつけた選手たち「国際試合で30点近く獲れることを証明したかった」ニック・ファジーカス選手

「FIBAワールドカップ2019」は東京オリンピックの出場権も懸かっているため、予選ラウンドで敗れても32位まで全ての順位を決める戦いが続いています。開催国枠ですでに東京オリンピック出場が決まっているAKATSUKI FIVE 男子日本代表にとっては世界のレベルを肌で感じる機会であり、自分たちの現在地を知るための腕試しもこれまで4連敗とその差を痛感しています。17-32位決定戦でのニュージーランド戦は81-111、30点差での大敗を喫し、選手たちのメンタルも削られています。

その中において、自信をつけた選手たちもいます。八村塁選手(ワシントンウィザーズ)の離脱により、「得点がなくなるのは分かっていました」というニック・ファジーカス選手(川崎ブレイブサンダース)がその穴を埋めます。チームのシュート成功率は35%と低迷する中、第1クォーターから17点を挙げ、次々とシュートを決めていきます。25本成功したシュート数の半分に近い12本を成功させ、3Pシュートは71%(4/5本)と高確率で成功させ、31点を挙げる活躍を見せました。

「国際試合で30点近く獲れることを証明したかったし、それができました。次のモンテネグロ戦もアグレッシブに戦っていきたいです」とファジーカス選手は頼もしい言葉を残し、失意のチームを引っ張ります。

コンスタントにプレータイムを与えられてきた安藤周人選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)ですが、なかなかその期待に応えられずにいました。ニュージーランド戦において、通算10本目でようやく3Pシュートを成功させ、「とりあえずやっと入ってくれて少しホッとしています」。シューターは入らなくても打ち続けなければならないポジションです。自信を失うことなく、「今日は打ち切ろうと思っていました」と臨み、「自分のタイミングでしっかり打ち切ることはできていた」ことで、結果につながりました。

昨日の試合で27点を挙げ、平均25.5点で得点ランキング1位(9月7日現在)のコーリー・ウェブスター選手の身長は189cmです。「身長があまり大きくはないニュージーランドがこれほど得点を獲れる要因でもある、点数を獲られてからの展開の速さは見習うべきです。これまで3回対戦してきましたが、その部分は勉強になりました」と192cmの安藤選手はこの試合をきっかけに、さらなる活躍に期待です。

泣いても笑っても次が最終戦であり、東京オリンピック前に試せる最後の真剣勝負となります。日本と同じくモンテネグロは4連敗中ですが、FIBAランキング28位(日本同48位)の実力通り、昨日のトルコ戦は74-79と善戦しています。チームの大黒柱となる213cmの#4ニコラ・ブーチェビッチ選手(オーランドマジック)は、昨シーズンのNBAオールスターに初選出された実力の持ち主。平均二桁得点を挙げる選手が5人おり、その次の得点源となるのがアルバルク東京でプレーしたミルコ・ビエリツァ選手です。予選ラウンドはいずれも9点を挙げ(トルコ戦は2点)、ベンチスタートの少ないプレータイムながら、しっかりスタッツを残しています。

両チームにとって、今大会での初勝利を懸けた最後のチャンスとなる日本vsモンテネグロ戦は、日本時間9月9日(月)16:30よりティップオフ。この試合の模様はCSフジテレビNEXT、DAZNにて生中継され、BSフジテレビでは25:00より録画放送にてご覧いただけます。

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